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アフィリエイト・プログラムについて 
最終更新2008年8月8日
インターネットが普及し、ネット上での売買が増えてきている。その内のひとつに、自分のウェブサイトやブログに広告を載せ利益を得るアフィリエイト制度がある。そのアフィリエイトで多額の報酬を受け取るためにどうすればいいのか、探ってみた。道義的に問題のあることをしないかぎり、アフィリエイト報酬で優雅な生活を送る事は無理という結論に至る。
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アフィリエイトになって大儲け、月収数百万円、その収入で高級車いや家を買いました、なんという話が多くあるが、まあまずそんなことは稀だろう。すくなくとも物価の高い日本や欧米諸国では希有なことだ。もちろん、広告収入は広告主そしてサイトの閲覧者のいる場所によるから、例えばインドでアメリカ向けのサイトを作り、月に数百ドルのアフィリエイト報酬があれば、数年で家を買うこともできるだろう。日本やアメリカでブログやウェブサイトを作って高収入を得るというのは不可能ではないだろうが、例外を除いて詐欺師まがいのことをやらなければならない。学生で不眠症気味のところで、興味半分期待半分でいろいろな掲示板の書き込みやらを読んでみた。そこでわかったことを纏めておく。

アフィリエイトになるためにはまずブログかウェブサイトが必要だ。これらは簡単に作ることができる。だいたいのコンピュータにはサイト作成ソフトがついてくるし、ブログは無料登録のところが多い。さて、少しでも内容ができれば、アフィリエイト・プログラムに登録できる。審査が甘いところもあれば比較的厳しいところもある。これらは検索エンジンで調べればすぐにわかることだ。

ここで、ウェブサイトないしブログの「目的」を決めなければならない。もし金儲けが主眼であれば、PPC (Pay Per Click)という広告がクリックされるたびに報酬が得られる形式で「クリック課金型」と呼ばれるアフィリエイトに参加すべきだろう。ページの内容に沿った広告が自動的に表示されるのだ。もちろんいろいろな条件や禁止条項があるが、風潮として、禁じられてなければ何をやってもよし、というのが一部サイト管理者の間で見受けられる。「違法」クリックでなければ、報酬が出るので、いかに多くのサイト・ブログを作り、いかに閲覧者を増やすか、が決め手になる。たとえ1000人のうち1人でもクリックはクリック、収入は収入、ということだ。そのため、広告をまるでサイトの一部であるように見せかけて閲覧者にクリックさせるかが「最適化」の目的だ。掲示板の書き込みなどに、どうだ、俺のサイトをみてみろ、一見してもどれが広告かわからないだろう、おかげでクリック回数が増えて儲けた儲けた、ワハハ、なんという話がある。実際に覗いてみると確かにどれが広告か一見してわからない。でもこの場合、意図的に閲覧者をクリックに誘導しているようで、どうもいただけない。広告主からしても由々しき事態だろう。なにせ、「だまされた」と思うインターネット利用者が、何か買う、という確率は低くなるからだ。もちろんアフィリエイト・プログラムの運営社の信用にも関わることだ。

ウェブサイトには内容(コンテンツ)と閲覧者数(トラフィック)が必要だ。中には自分で内容を書かず、他のサイトからコンテンツを盗んだり剽窃する連中もいる。ウィキペディアの記事をまるまるブログに載せたりするケースは飽きるほど知っている。あとは複数のブログやサイトを引用する形で自動的に毎日ページを生成させていく方法もある。幾多のサイトを作ろうが、誰も閲覧しなければ、存在理由がない。そこで重要になるのが、トラフィックである。検索エンジン、それも検索結果の上位に引っ掛からなければ存在せず、といっても過言ではない。ここで検索エンジンに「最適化」(SEO: Search Engine Optimization)しようと皆血眼になる。そのため、検索エンジンがどのようにウェブページを評価するかを洗い出し、自分のサイトが上位に検出されるように、工作する。これを代行する会社も数多とある。サイト主ブログ主は、宣伝がたくさんありアフィリエイト報酬が高額にでる情報を求めている人はどの単語を検索エンジンに打ち込むのかを探し出して、その言葉と連想される他の単語を適度にブログなりウェブページなりに表示させたただ脈絡のない文句の羅列で有益度ゼロのサイトを作る。あとはバックリンクと呼ばれる、他のサイトからのリンク数を増やたりする。掲示板やブログのコメント欄にただ自分のサイトアドレスだけを残すコメントスパムも、決して有効ではないと思うのだが、まだまだ頻度が高い。検索エンジンとしては、利用者が求める情報を上位に表示させるのが商売で、内容のあまりないサイトを検索結果にしてしまうと、客離れが起きる。この観点からはいわば敵対関係にあたるが、ウェブサイトなしに検索もないので、両側とも共存を図ろうと協力する節もある。

自分で内容を書こうが他人から盗もうが別として、『鞘取引』で儲けようと企む人も多い。グーグルやヤフーのコンテンツ連動型広告は単語や文節の人気度に連動し、広告主がクリックあたりいくらと競売で落札する制度なので、広告主として安いキーワードを入札し閲覧者を仕入れて、宣伝以外あまり内容のないサイトに掲載されている単価の高い広告をクリックさせるよう誘導する事によって得られる差額で儲ける手法だ。リスクが高いが、これでかなりの収入を得ている人もいるらしい。しかし最近『鞘取引』を中心に利益を得ていたサイト管理人が広告主・広告掲載者両方の立場でグーグルの広告ネットワークから追放されているようだ。インターネット利用者として、有益な情報がなかったり、買いたいと思っていた商品が売られておらず、ただ宣伝だけのサイトは嫌なもので、グーグル広告ネットワークの信用度にも影響を及ぼすため、グーグル社が『鞘取引サイト』または宣伝を掲載するためのみに作られたコンテンツのない MFA (Made for Adsense) サイトを追い出すことに踏み切ったもののと言われている。

違う種類のアフィリエイト・プログラムとして、「成果報酬型」と呼ばれる、商品やサービスを紹介し、それが売れたときに紹介料・手数料として報酬がでるものがる。ある意味で、PPCよりも手が込んだタイプだ。不特定多数、いやインターネットがあれば誰でも閲覧できるのに、「ここだけのいい話ですが」と切り出し、なにかを売りつける、と考えればいいだろう。お茶の間だろうが、インターネットだろうが手口は同じだ。不二屋にしろ関西テレビにしろ、大企業が信用できなくありつつあるこの時代、自分と似た人、特に商品を使ったことがあるような『体験談』がある場合、信用してしまう人が多いのだろう。またはそれをアテにして、広告収入を増やそうとしている輩が多くいる。使ったこともない商品やサービスを宣伝するサイトもあるようだ。もしこれで閲覧者がなにか買って健康を害された場合、誰のせいだろうか。

見栄えのいいウェブサイトを作成するのはそう難しいことではない。都心の一等地にオフィスを構えるのに比べると遥かに容易い。だから、外見だけでインターネット上の会社を判断することは容易ではない。インターネットはものすごく便利だが、なかには一攫千金ではなくともペテン師まがいの方法で収入を得ようとする人が多いこも事実だ。だから、利用者として騙されないと常に心がけないといけない。うますぎる話というのは、大抵信用してはならないものだ。一方サイト管理人としては、そう無理に広告を押し付けるより、ちょっとしたお小遣いになればいい、という感覚で楽しむべきことだろう。ブログやウェブサイトの主な目的は広告収入でないほうが健全だ。また、アフィリエイトやコンテンツ連動型検索で儲ける手法を教えます、というは信頼してはいけない。

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