1979年生まれの私が覚えている最初の日本の首相は中曽根康弘。厳密には
「なんとなく覚えている」
あるいは
「覚えているような気がする」
存在。ちなみに英国であればマーガレット・サッチャー、米国であればロナルド・レーガン、ソ連であればミハイル・ゴルバチョフ、フランスであればフランソワ・ミッテラン、ドイツであればヘルムート・コール、中国であれば鄧小平。小さい頃の「偉い人」は本当に偉く映って印象に残っている。列挙した人物は、現在でも私が政治家の力量を測る物差しになっているような気がする。
なお列挙した人物以前はもはや遠い昔の「歴史上の人物」だ。極端な話になるかもしれないが、1985年に脳梗塞で倒れて急速に影響力を失った田中角栄は、私が子供の頃に存命中だったにもかかわらず、豊臣秀吉と同じ括りの「歴史上の人物」という感覚、で伝わるだろうか。
「最近の若者は⋯⋯」
などと言えば単なる老害だし、そんなことを思ったことはない。グローバル化・高度情報化した世界で生きる今の若者は大変だろうし、その中でよく頑張っているように思う。ただ
「最近の政治家は⋯⋯」
とよく思ってしまう。小粒になったというのが正しい表現なのか分からないが、そんな気がする。私が無駄に歳を重ねて、偉くなったと勘違いしているだけなのかもしれないが。