ロンドン観光

スポーツやイベント会場近くの地下鉄駅の注意点

先週の火曜日、2019年1月29日、旧友と夕食を共にする約束をしていて、ハイベリー&イズリントン駅へ。北方向のヴィクトリア線だと、進行方向右側のドアが開き、最後尾の車両が出口に最も近い。テムズ河南側のロンドンに住む人間にとって、北ロンドンは地理以上に心理的に遠い「アウェー」な場所。

混雑するロンドン地下鉄ハイベリー&イズリントン駅(2019年2月4日撮影)

ラッシュ時だったので、混み合っていた。地下鉄を降りて出口まで、まるで日本の国会の牛歩戦術のように遅々としてなかなか進まず。それにしても⋯⋯いくら帰宅ラッシュ時でもこんなに混むものなのか、驚いていたら、駅舎を出た後の雰囲気も何か物々しかった。駅近くのパブのドアには平日にも拘らず警備員があたりを睥睨していて、なぜかウェールズの警察官の姿も。どうしてウェールズの警察官と分かったかというと、制服の背にウェールズ語と英語で「警察」を意味する HEDDLU - POLICE と書かれていたから。

一軒隣のパブで謎が解けた。窓に home supporters only という文言とサッカー・チームのアーセナルの紋章が印刷された貼り紙があった。このパブはアーセナルのファン専用だということ。そうだ、すっかり忘れていた。この日、アーセナルのホーム試合があって、対戦相手はウェールズのカーディフ・シティ。それゆえにウェールズの警察官の存在。ハイベリー&イズリントン駅はアーセナルの本拠地エミレーツ・スタジアムの最寄り駅ではないが、徒歩圏内のため、通常の帰宅ラッシュ時の乗客とスタジアムへ向かう観戦客で混雑していたのだろう。

ロンドン旅行の際、乗車駅や目的駅近くでサッカーをはじめとしたスポーツの試合やコンサートなど大きなイベントがないか、一応確認した方が良いだろう。この日は見かけなかったが、スポーツやイベント会場近くだと、特に終了後、高揚したり酔っていたりして、絡まれたり危害を加えられることはなくても、混雑している中で傍若無人に振る舞う喧しい人間の集団に遭遇する確率が高まるので、できれば避けたいもの。