ロンドン散歩日記

ウィンブルドン・コモン&リッチモンド・パーク

ここ数日、ロンドンは快晴、非常に心地よい天気が続いている。先週水曜日の最高気温は25度ほど、春というよりも夏の日だったが、その後風向きが変わり、北海で冷やされた東風が吹いてきた。月曜日2015年4月20日の最高気温は18度で、爽やかな風もあり、カメラを片手に持っての数時間の散歩にはちょうど良い天気。陽射しは強かったので、顔に日焼け止めを塗ったあと、散歩にでかけた。

春の散歩は楽しい。ヨーロッパの冬は長く暗いので、花が咲き、木の葉が芽吹き、若葉が萌える季節になると、心なしか元気が出てくる。散歩のルートは、ロンドン南西部のウィンブルドン・コモンとリッチモンド・パークを通って、テムズ川沿いのリッチモンドまで。

 

ウィンブルドン・コモン

ウィンブルドン・コモンは草木が繁茂する場所。ただ一部はゴルフ場で、真ん中あたりにはクラブハウスと風車がある。木漏れ日が清々しい木のトンネルも。

 

リッチモンド・パーク:イザベラ・プランテーション

リッチモンド・パーク内、鹿が入れないように柵に囲まれている庭園であるイザベラ・プランテーション。この時期は、実にいろいろな花が咲いている。さて、いたって無風流な人間であるため、花の名前や区別は間違っているかもしれない。

椿が咲いている。英語では山茶花も椿も camellia と呼ばれている。

英語では、多くの場合、同じくモクレン科モクレン属なので、一括りで magnolia と呼ぶ辛夷とサラサモクレン。もう散る頃。

一番多くの人がイザベラ・プランテーションを訪れるのは、躑躅・皐月・石楠花が撩乱たる頃。庭園の池の周りそして渓流沿いにも咲く。まだ皐月には早いだろうから、咲いているのは躑躅と石楠花だろうと、勝手に解釈している。英語では、雄蕊の数が10本あるいはそれ以上の場合に rhododendron が用いられ、雄蕊が5本の躑躅・皐月を azalea と呼ぶ。ただし、ツツジ属の総称として azalea を含めて rhododendron と呼ぶことも。

 

ブルーベル

英国で人気のある春らしい花に、ブルーベルがあげられる。特にちょっと薄暗い森林に鮮やかに広がる青い絨毯は美しい。ちなみに野生のブルーベルの球根を採取・取引することは法律で禁じられていて、違法行為には球根あたり最大5千ポンドの罰金刑が科される。

 

リッチモンド・パーク:鹿

リッチモンド・パーク散歩中、鹿を見ることも楽しみの一つ。角が抜け落ちた鹿もいれば、まだ落ちていない鹿も。抜け落ちた角の痕は生々しく、痒いのか、後足でしきりに掻いていた。

鹿は野生動物であるが、人や自動車は特に気にしていない模様。ただし犬には敏感に反応する。車道を悠々と渡る。

 

テラス・ガーデンズのチューリップ

リッチモンド・パークを出て、リッチモンドの街の方へ下り始めると、左側にテムズ川が見える。結構小高いので、眼下に見る形となる。そのうち、造園されたテラス・ガーデンズに行き当たる。チューリップが咲いていた。下りるとテムズ川縁に出る。

 

テムズ川沿い

リッチモンド・ブリッジに近づくと、桜の姿が。テムズ川でボートを借りて川遊びをしている人もいた。リッチモンドからバスに乗って家へ向かう。

 

この日、500葉ほどの写真を撮影した。これから編集・加工して、整理するのに、かなり時間がかかるだろう。ウィンブルドン・コモンとリッチモンド・パークで撮影した木や花の写真の一部は、画像素材として掲載することになる。