ロンドン日記

今日の英国は風雨強く、交通の便にかなりの影響が出ている。英国では気象状況と危険度に基づいて3段階の注意報・警報があり、色で区別されている。黄色 (yellow warning) が注意報、琥珀色・オレンジ (amber warning) が警報、赤 (red warning) が特別警報に当たるだろうか。イングランドの広範囲とウェールズ全域に暴風警報 (amber warning) が発令されている。ロンドン南西部では夜までに突発的に強い風が吹き、かなり激しい通り雨が数回あった。

台風やハリケーンに名前を付けることに意義があるのか、理解に苦しむが、今回の嵐は英国・アイルランド・フランス・ベルギー・オランダなどで Ciara と呼ばれている。しかしドイツやスイスでは Sabine である。そしてノルウェーでは Elsa というらしい。名前くらい統一できないものかと思ってしまう。

なお「嵐」は英語で storm で語源はドイツ語の Sturm と同じ。フランス語では tempête で英単語 tempest の語源。ドイツ語では Orkan で「ハリケーン」が語源となっている。