ロンドン日記

春の兆し

天気予報によれば明日は強風が吹き雨も降るそうだが、2月下旬から毎日夜が短くなり朗らか日が続くようになった。昨日イングランドで新型コロナウイルス感染症対策の制限の緩和の第一歩として、学校での対面授業が再開された。近くに学校があり、久しぶりに外で遊ぶ子供の声が聞こえたのがなんだか嬉しい。

投函する郵便物があって、トイレットペーパーも残り半ロールとなり買い足す必要があった。買い物を済ませるためスーパーだけへ行くのではなく、短い散歩をしながら春の兆しを探そうと思い立った。まず家から歩いて数分の郵便ポストで投函。ポストにはGRとあるので、ジョージ5世の時代(在位1910年〜1936年)に設置されたもの。なかなか歴史がある。その後、ウィンブルドン・コモンの木立の中を歩き、ヨーロッパコマドリの囀りを聴き、スーパーで買い物をして、住宅街に咲く花を見て帰った。

春は確実に近づいてきている。花粉症の症状が出たからだ。起床したときに目にかゆみを感じたら、ロラタジンを服用している。例年より早いような。