ロンドン日記

閉店セールと密な裸マネキン

昨日久しぶりに25分ほど歩いて大きなショッピング・センターに行った。土曜日ということもあり結構な人出。一人の人間の観察に過ぎないが、ロンドンでは屋内店内でのマスク着用率がどんどん低くなっている。デルタ株の蔓延で英国全体では連日数万人の新規感染者が報告されていて日々上昇中なのに、新型コロナウイルス感染症の危険はもう過ぎ去ったかのような雰囲気が漂う。大丈夫なのだろうか、心配になる。ワクチンは接種したし、基礎疾患もなければ高齢でもないが、できれば罹りたくないもの。

ここ数年、つまり新型コロナウイルス感染症以前から、小売店にとっては厳しい時期が続いていて、このショッピング・センターにも空き店舗がいくつかある。近々また1店舗増える。閉店セールが行われていた。全商品が少なくとも30%OFFだが最大で50%OFFなので、閉店間際になったらもう少し割引率が高くなるだろうか。頭や顔がない首から下だけのマネキンが裸で数体店頭に密に並んでいたのはなんともシュールな画だった。