ロンドン日記

1箱19個

子供だった頃、衣類の洗濯用の洗剤と言えば粉末か液体だったと記憶しているが、いつの間にかジェル状の洗剤が多く出回るようになった。洗濯1回分の値段に換算すると、恐らく粉末か液体の洗剤と柔軟剤を別々に買った方が安いだろう。スポーツはしないし特に服を汚すこともないので、きっちり製造会社の分量を使わなくても良いと思っていて、粉末・液体だと1回の利用量を少なめにして数回余計に洗濯している。我ながらケチくさい。

先日ちょうど洗剤柔軟剤両方を切らし、近くのスーパー Sainsbury’s に行ったところ、安い液体の洗剤と柔軟剤が売り切れていたので、PBのジェル状の柔軟剤入り洗剤を1箱買った。

何も考えず量らずただ洗濯機に放り込めば良いので楽。19個入り。何か半端な数字。もちろん「切りの良い」数字は人間の思い込みに過ぎないのだが、19個入りまたは21個入りより20個入りの方が私にはしっくりくる。邪推になるが、以前は20個入りだったのではないだろうか。1箱あたり20個から19個に減らした。1個減ったというよりも5%減ったと考えた方が良いかもしれない。もっと簡単に言えば値上げ。