ロンドン日記

寒さと偏頭痛

ここ数日ロンドンは寒くなった。これまで暖冬だったが、1月4日は綺麗な夕焼け空だった。

夕焼け空は翌日が寒い日になる前兆。明朝霜が降りていた。でも晴れた日だったので、昼過ぎに窓の外を覗くと猫が木の根元で日向ぼっこをしていた。

1月5日以降も寒い曇天や雨の日が続いた。天気や気温や気圧のせいかどうか分からないが、1月8日土曜日に年に数回ある偏頭痛の症状に見舞われた。朝起きたら激痛。痛みで起きたのかもしれない。市販の薬ではどうにもならないのは経験上知っているので、静かで暗い場所で数時間微動だにしないことに徹した。音に対して過敏になるので、どこからかうっすらと下手な歌声が聞こてきたのが最大の苦痛だった。今回は結構ひどかったので数時間安静にしていたが、頭痛が治まっても体調が悪く土曜日は寝て過ごした。24時間のうち約20時間は臥せっていた。眠っていたり眠ろうとしたり⋯⋯。とにかく疲れていて、起き上がって台所に行って水を一口飲むのも一苦労。

今日1月9日になってもまだ万全とは言えなかったが、晴天ということもあり全く外に出ないのも良くないだろうと思い、泥濘んだウィンブルドン・コモンを散歩した。

週末に行おうと計画していたいくつかの作業があった。もちろんこなすことができず、これから数日間少し忙しくなるだろうか。