ロンドン日記

ヒガラ

ここ数日のロンドン、朝晩が殊に冷え込むようになった。晩秋というよりも冬の寒さ。11月中旬あたりから、水道の温度が下がって米を研ぐのが億劫になっていたが、それより一段寒くなり、起床して窓の外を見れば、霜の降りた白い芝生が広がる朝が続いている。

小鳥に餌をやりはじめてから数年経つ。空気が澄んだ朝、目覚めて小鳥の囀りが聞こえるとちょっと幸せな気分になる。昨今鳥インフルエンザが流行っているが、RSPB・王立鳥類保護協会のサイトによれば、感染例が確認されている水鳥に餌にやることは避けるべきだが、陸の小鳥なら特に問題はない。

最近久しぶりにヒガラの姿をカメラで捉えた。数回目撃していたのだが、撮影する前に餌を取って飛び去っていた。餌台の常連はヒガラの他にヨーロッパコマドリ・アオガラ・ヨーロッパシジュウカラ。特にヨーロッパシジュウカラが頻繁に来る。一羽だけではない。私に個体識別は無理だが、数羽同時に来ることがしばしば。ヒガラはこの4種で一番小さい。小さい分、動きがきびきびしているように見える。写真を「撮りっぱなし」でデータが増えるばかり。常々「いつかは」編集して載せたいが、思っているだけでなかなか行動に移していない。連続して撮ったヒガラの写真数葉を Google フォトが gif アニメーションにまとめたので、鉄は熱いうちに打て、載せることにした。

【2023年11月17日】

【2023年11月22日】