EURO2012 | ギリシャ対チェコ & ポーランド対ロシア

試合は2012年6月12日に行われた

ギリシャ1:2チェコ

ギリシャは前半と後半では、違うチームのよう。初戦のポーランド戦では、前半攻められ続けて、1点を失ったのみだったのは、運とポーランドの詰めの甘さによるものだった。今日もギリシャは立ち上がりに2失点。またしても、守備がボロボロ。開始から6分以内にチェコに2点を決められてしまう。チェコは先のロシアとの試合で、あまりにも相手に攻撃の空間を与えてしまったので、中盤を厚くして試合に臨む。ギリシャはロシアほど素早くパスを回して前進するチームではないので、チェコには試合の流れを自分のペースで決めることができた。しかし後半では、ほぼ互角で、あまりゴールが決まりそうな気配はなかったが、53分、GKの Čech 選手のミスを突いたギリシャが1点を返した。その後は、両チームともあまり良い試合運びとは呼べず、試合が終了。

ポーランド1:1ロシア

前の試合を観ただけでは、ポーランドにとってかなり厳しい相手。何せチェコを見事な動きで4:1で下したロシア。ポーランドには好機を得点にする力はあるのか、先制されたら点を取れるのか、そしてリードしたら守りきれるのか、先のギリシャとの対戦では、数多くの機会を作り出すも、決めることができなかったことが悔やまれた。前半はロシアがやや優勢で、37分、セット・プレーから得点した。Arshavin 選手のFKに Dzagoev 選手が合わせてゴール。セット・プレーから得点には、守備が脆いこともあるが、FKを蹴る選手の能力と、球の動きに合わせて、守備選手を振り切ってゴールを狙う能力が必要となる。このゴールはロシアの2選手の連携にがあってこそ得点できた。後半になり、ポーランドが攻めるようになり、57分、ポーランドの主将 Błaszczykowski 選手が、気魄ある素晴らしいゴールを決めた。ボックス外から、豪快に振り切って、球はゴールに納まった。今大会これまでのゴールの中で一番素晴しかった。後半はどちらかと言うと、このまま大声援に押されたのかポーランド優勢だった。ポーランドは最後まで全力でゴールを狙ったが、ロシアには疲労の色が見えた。

8強進出代表は?

先週の試合後、このグループから8強に進出するのは、順当なればロシアとチェコと書いたが、ポーランドにはチェコに勝つ可能性は十分にある。ロシアが勝ち点4で一歩リードしていて、最後のギリシャ戦で引き分け以上で8強だが、自力でグループ1位を確保するには、勝つ必要がある。一方、ギリシャはロシアに勝てば、8強となる。ポーランドは勝ち点2でチェコに勝てば、ロシア対ギリシャの試合結果に関係なく準々決勝進出。現在勝ち点3のチェコは、ロシア対ギリシャの試合が引き分けになるか、あるいはロシアの勝利に終われば、引き分けでも8強。ただ、ギリシャがロシアに勝つと、チェコはロシアとギリシャと勝ち点4で並ぶが、ポーランド戦を除く2試合の得失点差が鍵となり、ロシアに大敗したため、チェコは現在−2で準々決勝進出はかなり難しい。ロシアは現在+3なので、よほど大敗しない限り、ポーランド対チェコの試合が引き分けに終わったとしても、ロシアとギリシャが8強入りとなる。ギリシャがロシアに勝てるようには見えない。そのため、ロシアとポーランドかチェコが8強になるだろう。ポーランド、地元の声援に応えることができるだろうか。