Maison Antoine | ブリュッセル・ポテトフライ専門店

2009年6月29日

米語でポテトフライは French fries と呼ばれるが、発祥の地はフランスではなくベルギーという説が有力。実際、ベルギーの家電屋では、電動で外見が製パン機か炊飯器のような、ポテトフライ専門の揚げ物鍋が多く取り扱われている。そしてベルギーのレストランでは、ポテトフライが付け合わせとなる場合が多い。

ベルギーの町には friteur / frituur というポテトフライ専門店が多くある。ブリュッセルで有名なのが1948年創業のメゾン・アントワン (Maison Antoine)。人気があり、夜遅くまで営業していて、常に行列ができる。2回、別の油の温度で揚げることがミソらしい。ソースは数多くの種類があるが、自家製タルタルソースが定番だろうか。

付近のカフェでは、メゾン・アントワンのポテトフライ持ち込みを歓迎している。ベルギーのポテトフライとベルギーのビールという組み合わせは健康的ではないかもしれないが、いかにもベルギーらしい。