雪に脆いユーロスター

2009年12月21日

ユーロスターは比較的良く乗るので、雪が理由で故障して運休になったのには少々驚いた。ユーロスターが走る英国・フランス・ベルギーの区間は寒くなることはあっても豪雪地帯ではないので、遅延はあってもおかしくないが、トンネルの中で動かなくなってしまったのは予想外。どうやら雪質によっては動力車の中に入り込んでしまい、電子系統に影響を及ぼすらしい。3日間の運休措置のあと、明日から運転を再開するらしいが、天気予報によれば雪が降ることもありうるので、さらなる問題があってもおかしくない。

少なくともロンドン・パリ、ロンドン・ブリュッセルの路線は飛行機やフェリーからかなりの客を奪ったユーロスターだが、長時間車両内に閉じ込められた客への対応が遅かったりとかなり評判を落としてしまった。でもその分、これから客足は遠のき切符は安くなるだろうか、というような変な期待はしない方が良い?