ロンドン観光案内

St Pancras Grand | ロンドン・レストラン

 | 夕食:2009年3月6日

ブリュッセル発ロンドン行最終のユーロスターに乗って、セント・パンクラス駅に到着したのは、午後9時半を少し回ったところ。夕飯を食べずに出発したので、空腹。駅構内には他の英国の駅ならば必ずあるファストフード店はなく、数軒のレストラン・カフェ・サンドウィッチ屋が居を構えている。しかし、この時間で開いているところは少ない。その中でも開いていたのが、プラットホームのある2階部分にある St Pancras Grand。グランドとあるだけあって、少々入りづらい雰囲気を感じ取っていたのだが、実際入ってみるとそんなことは全くなかった。

英国だとレストランの内装が良くても食べ物の質が非常に悪いことがあるので、19世紀や20世紀初頭の鉄道最盛期を彷彿させる洒落た内装に良く書かれたメニューがあっても、「実際に注文して食べるまでこのレストランの良し悪しはわからない」と警戒する。英国料理が中心なので、定番のフィッシュ・アンド・チップスと子羊のローストを注文する。英国料理は必ずしも不味いわけではないが、不味い所が多いも事実。フィッシュ・アンド・チップスの魚は衣がしっかりしていて、コダラ(Haddock)の身も崩れておらず、臭みない魚の味がする。ローストも、クセが強くなく、まだ赤いミディアム・レアからウェル・ダンまでいろいろとあり、それぞれの風味を楽しむことができる。デザートも英国風で、クリーム中心だったが、口内に脂溢れ圧倒されるような感覚ではなく、落ち着いていた。

あまり高くなく、気取らず洗練された英国料理を楽しみたい、あるいはユーロスターの出発前・到着後の食事には格好の場所だ。