トリーア・レストラン | Weinstube Kesselstatt

写真撮影:2009年5月7日 | 昼食:2009年5月1日

トリーアはドイツの西部、ルクセンブルクの東40キロほどのところにある、歴史ある都市。ローマ時代の遺跡が多く残り、神聖ローマ帝国時代には選帝候の一人で大司教座という一国の首都として重要な場所だった。モーゼル河に面し、葡萄栽培が盛んで、ワインの産地としても有名。

トリーア大聖堂(Trierer Dom)と聖母教会(Liebfrauenkirche)の写真

この Weinstube Kesselstatt は、トリーアに数多くあるワイナリー直営のレストランの一店。トリーアの中心、聖母教会の前で、晴天下にテーブルが並ぶ。せっかくだからモーゼル白ワインを飲みながら食事をしたいと思い入った。話は逸れるが、ドイツの白ワインの評判は英国ではよくない。ドイツ人の一友人に言わせると「ワインなんかわからないイギリス人には、いいドイツ・ワインは売らない」ということらしい。

春には Spargelzeit「白アスパラガスの季節」と呼ばれる時期があり、5月はちょうどその季節にあたり、黒板のメニューには白アスパラと肉や魚を合わせた料理が並ぶ。白アスパラと鮭、白アスパラとヴィーナー・シュニッツェル、そして白ワイン1グラスずつに決め、注文しに行く。レストラン内のカウンターで注文し、支払い、注がれたワインと、番号が書かれている小旗を受け取り、木陰にあるテーブルに戻り、テーブル上にある小鉢に旗を突き立てる。

数分経ち、皿が運ばれて来た。白アスパラはよく調理されていて、鮭とシュニッツェルも美味く、レストランおすすめの白ワインも程よい辛口。ドイツ料理には豚肉とジャガイモそしてビールだけではなく、白アスパラガスのように季節感を取り入れた料理や美味いワインもあるということ。

他にも大聖堂・聖母教会近くには数軒ワイナリー経営のレストランがあり、どれもメニューを見た限り、白ワインとドイツ料理が中心のよう。そしてどれも美味そうだ。