ウプサラ・ロンドン(アムステルダム経由)

2008年11月19日〜20日

2008年11月19日

今日は短期交換留学生として2ヶ月ほど住むウプサラからロンドンへ行く。ウプサラはスウェーデン最古の大学のある町で、人口ではスウェーデンの4番目の大きさという。それでも日本や英国の都市に慣れていると小さく思える。

小心者で慌て者で悲観者なので、できるかぎりのことは事前に済ましている。まずインターネットでチェックインする。今回は日程の調整がつかず、2日前に予約したので、直行便ではなくアムステルダム経由のKLM。アムステルダムでの乗り継ぎ時間は45分で、けっこう短い。なにせ到着したあとシェンゲン圏を「出国」する手続をアムステルダムで行い、ロンドン便の搭乗口まで急がないといけないから。できるだけ前の座席6Eに変更する。スキポール空港は便利で、数回乗り継いだことがあるので、45分あればなんとかなるだろうと思っていた。

滞在しているアパートホテルを出ると寒く、路面も完全に凍っていて滑りやすい。ウプサラからストックホルム・アーランダ空港まではバス(Upplands Lokaltrafik 801番)で40分程で30分おきに運行されている。運賃は片道100クローナ。連結部のある長めのバスで車体は黄色で、とても頑丈に見える。

アーランダ空港に着き搭乗案内の画面を見ると、アムステルダム便の出発搭乗口はアーランダ空港・第5ターミナルの14Aとなっていた。英米の飛行場の場合は出発2時間前あるいは3時間前を目安に空港に到着するように言われるため、身に付いてしまい、どうも必要以上に早く到着してしまう。さて荷物を預けようとしたら、機種が変更されたので、座席が変わったと告げられた。乗り継ぎ時間が短いので「前方に空席はないか」と尋ねたところ、11Eがあるので更に変更してもらった。

保安検査の後にはあまり店もなく、ただ椅子に座って搭乗時間を待つのみだった。17:30ストックホルム発で19:40アムステルダム着、そしてロンドン便の出発時刻は20:25なので、どうしても定刻の出発を願っていた。でも悪い予感ほど的中するもので、まず10分の遅れがあるという案内。17:25分頃搭乗開始で席に着いて外を見ると雪。これではさらに遅れる。どう考えても氷点下以下で雪が降るということは、防氷剤を散布しなくてはならない。少し慌てるが、何もできないので、機内を見渡す。機種は新しいB737型で古い同機種と比べると機内が大きく感じられ、空調も良さそう。青を色調にして落ち着きがあり、席の座り心地がいい。

機長はけっこう楽観的だった。離陸して数十分後、遅れを取り戻し19:45頃到着するだろうと言う。期待したが、到着20分程前にロンドンを含む4便の乗り継ぎは無理と案内された。結局、到着したのは20:00少し前だった。

乗り継ぎ案内のカウンターには他の欠航便があったため、旅客の列がある。30分順番を待って、今晩まだロンドン便があるかと訊くと、乗るはずだった20:25が最終便だという。これにはちょっと驚いた、英国とヨーロッパ大陸には1時間差があるので、例えばアムステルダム22:00に出発してもロンドンには22:15分に到着するという具合で、もっと遅い便があると思い込んでいた。翌朝7:15の便にしてもらい、ホテルも用意された。送迎バスを待つため建物の外に出ると9度だが、スウェーデンで氷点下以下の日々に慣れたせいか、かなり暖かく思えた。

用意されたホテルは4つ星で、かなり豪勢。夕食と朝食も付くというので、文句はない。

2008年11月20日

朝4:45に起きて、コーヒーを2杯飲んで、空港へ向かう。スキポール空港には店が多い。ブランド品も多く取り扱っているが、ネーデルラント独特の商品も売っている。デルフト陶器もあるが、チューリップの球根を買うこともできる。

ロンドン便もB737型機でウィングレットが付いている。横6席だが、空席があるため、真ん中の席が空いている。

ロンドンに近づくといつものことだが、勝手に「ヒースロー・ダンス」と呼ぶ動きが始まる。ヒースローには滑走路が2本しかなく混雑するので、ロンドン上空を旋回して順番を待つ。航路がテムズ河南なので飛行機の右側の窓の席を選ぶと、ロンドンの街並がよく見える。ドックランズの高層ビル、ロンドン・シティ空港、テムズ・バリアーがまず現れ、そのあとO2アリーナ、タワー・ブリッジ、セント・ポール寺院、ウェストミンスターの国会議事堂などがはっきり見えた。

もうひとつ「ヒースロー・ダンス」と呼んでいいものがある。第5ターミナルが完成して以来、多くの飛行機会社が違うターミナルに移動している。中期的にはアライアンスごとに集約されていくのだが、数年かかることになっている。KLMは第4ターミナルだ。地下鉄・電車とも支線扱いなので、本数が他のターミナルに比べると少なく不便。それでも家になんとか10時前に到着し、すこし眠ることができた。