英国不況 | ポンド下落

2009年1月20日

今日ポンドが米ドルに対し、10セントほど下落した。2007年には1ポンドは2ドル以上だったので、1.40ドル以下に落ちたというのは結構な差だ。

昨日英国政府が銀行への追加支援を行ったが、懸念が広がり株は安くなった。巨大損出を発表した Royal Bank of Scotland (RBS) の完全国有化が囁かれる。しかもこれからも英国の銀行の業績は悪くなると言う。

これまで他の人と比べて、英国経済について悲観的で「かなり危うい」とは思っていたのだが、新聞を読むかぎり私はどうやら楽観的だ。英国は、米国やアイルランドを除く他のヨーロッパ諸国より、長く悪い不況に見舞われると思っているが、英国経済が完全に崩壊するとは考えていない。

しかし Jim Rogers 氏によれば、英ポンド(The Times)あるいは英国経済(Guardian)が「絶望的」な状況にある。Bloomberg 社のウェブサイトで閲覧できる動画を見ると、Rogers 氏は英国が石油の輸出国から輸入国に転じ、金融もダメになってしまい、英国経済を支えるものがないため、全ての英ポンドを売り、空売りを行うかもしれないと言っていた。

通貨が大幅に崩れるとやはり経済にも影響があるだろう。さてどうなることやら⋯⋯。

The Times: Sterling dives on Government debt concerns

However, sterling continued to plunge today and Jim Rogers, who co-founded the Quantum fund with George Soros, the billionaire investor, told Bloomberg: “I would urge you to sell any sterling you might have. It’s finished. I hate to say it, but I would not put any money in the UK”.

Guardian: Pound hits seven-year dollar low

"I would urge you to sell any sterling you might have," Rogers told Bloomberg. "It’s finished. I hate to say it, but I would not put any money in the UK."