英国 | 凍結道路に撒く砂利や凍結防止剤、不足する

2010年1月7日

大雪が降って晴れたあと、気温が低いままだと、道路が凍結してしまう。英国の冬は霜が降りるが、長期間に渡って雪が多く降ったり、道路が凍ったりすることは稀。そのため、このような状況で運転することに多くの英国人は慣れていない。スリップ事故防止のため、ここ数日、英国の行政機関は基幹道路を中心に凍結防止剤の塩化カルシウムや砂利を撒いているが、場所によってはここ数日でこれらが底をつく模様。しかし、気温はこれから1週間程、日中の最高気温も零下のままあるいは1〜2度という予報なので、かなりの量の凍結防止剤や砂利が必要とされるが、なくなってしまうため、今後物流や人の移動に大きな問題がでてくるかもしれない。

計画不足といえばそうだが、このような天候が稀なので、この機会に塩化カルシウムや砂利を大量に買い込めば、税金の無駄遣いと批判されてしまう。行政としても頭の痛い問題だろう。