英国 | 大雪

2010年12月20日

英国では前の冬同様に大雪となり、交通機関が麻痺状態となっている。ヒースロー空港をはじめ、英国発着便には甚大な影響が出ているし、国際高速鉄道のユーロスターも今後数日は切符の販売を見合わせている。ロンドンがあるイングランド南東部では、ドカ雪は珍しい方なので、このように続けて寒波が押し寄せ大雪が降るというのは、何かしら気候変動が理由かもしれないと思ってしまう。今後とも、これまでの経験からすると「異常」としか表現できない天気が増えるのかもしれない。

雪が降るとすぐに影響が出るヒースローは英国インフラの脆さを表している。滑走路は平時でさえほとんど「フル稼働」の状態だから、一度このようなことが起きると何日も尾を引く。もちろん機体や乗務員も違う場所にバラバラとなっているから、正常通りの運航になるには時間を要する。特にクリスマス前、海外旅行や他国にいる家族のところに行く乗客が多い時期なので、かなりな問題となる。クリスマスを家族一緒に過ごすのは、日本における正月なようなものなので、間に合わないとなるとがっかりする人が多いはず。

長期の天気予報とは難しい。これからも雪が降ると考えて、積極的に積雪対策に設備投資すべきか、それともこのようなことは稀だろうから、巨費を投ずる必要はないのか、特に空港は難しい判断を迫られそうだ。