W杯2010年南アフリカ大会

ワールド・カップ観戦日記 | 16 | 南アフリカ・ウルグアイ

2010年6月16日

南アフリカ 0:3 ウルグアイ

初戦は引き分けた南アフリカだったが、今日はあまり冴えなかった。メキシコ戦のゴールは個人の力によるところがあったが、サッカーはチーム・スポーツ。組織的なサッカーを展開する相手にはやはり個の力だけでは足りない。最初からどちらかと言えばウルグアイのペースの試合だった。最初のゴールは Forlán 選手にシュートの機会を与えてしまったことにあった。ウルグアイの Suárez 選手もよく動いていて、南アフリカは相手を封じることができず、球を長く支配することもできなかった。2点目はペナルティー、それもゴール・キーパーが退場処分になってという南アフリカにとっては最悪の形だった。Suárez 選手が守備陣の裏に回り込むことを防げず、ゴール・キーパーが出て来てファウル。南アフリカは10人体制となり、後半ロスタイムにウルグアイが3点目を決めた。全体的にウルグアイの方が優れていて、勝利は妥当な結果。地元の南アフリカはこれで絶体絶命となった。ウルグアイは現在勝ち点4で得失点差は+3とかなり有利となった。