W杯2010年南アフリカ大会

ワールド・カップ観戦日記 | 29 | カメルーン・デンマーク

2010年6月19日

カメルーン 1:2 デンマーク

カメルーンはグループで敗退。デンマークは1勝で勝ち点3。そして同組のオランダは最終戦を待たずに16強進出。この試合結果は日本に朗報。デンマークは得点数(2)こそ多いが、勝ち点が同じであれば、得失点差が決め手となり、日本は現在0でデンマークは−1。つまり日本は来るデンマーク戦で引き分け以上で16強となる。

両チームとも初戦敗れて是非とも勝ちたい試合で、序盤はカメルーンのペース。果敢に攻め込み、攻撃も日本戦に比べると噛合っていた。カメルーンのゴールはデンマークの守備ミスが起点となり、Eto’o 選手がゴール。これ以降もカメルーンに多くの機会が巡ってきたが、決めることができたのはこの点のみとなった。

一方デンマークは立ち上がりに守備に綻びがあって、最後までどことなく守備に脆さがある印象を与えた。手堅い守備のはずだったような⋯⋯しかし攻撃の方は冴えていた。速いカウンター攻撃もあったし、Bendtner 選手を目標にロング・パスも多用した。そしてデンマークの2得点は右側からだった。デンマーク最初のゴールは右側からのクロスに Bendtner 選手が合わせた。2点目は Rommedahl 選手が右側から球を持ち込んでシュート、ゴール。

さて、岡田監督の作戦とは何になるだろうか。