W杯2010年南アフリカ大会

ワールド・カップ観戦日記 | 54 | オランダとブラジルが対決することに

2010年6月29日

オランダ 2:1 スロヴァキア | ブラジル 3:0 チリ

オランダとブラジルが順当勝ち。スロヴァキアは旋風を起こすことができず、チリも H組での試合で見せたようなプレーができなかった。

スロヴァキアはイタリア戦でのような動きがなく、ボールを支配するオランダに有効な対抗手段を見出せず、機会もあまり多くなかった。オランダはほぼ完全に試合の流れを掌握した。オランダの先制点はいかにもオランダらしい得点だった。Sneijder 選手からのロング・パスを受けた Robben 選手が右側からボックス外中央に入り、得意の左足でシュートしてゴール。Van Persie 選手は守備選手を誘き出して、Robben 選手にシュートする機会を与えた。その後のオランダはとにかくじりじりと球を保ちつつ回しつつ前に進んだ。まあ、観ていてあまり面白くない試合となってしまった。後半にはスロヴァキアに得点の好機があったが、キーパー Stekelenburg 選手に阻まれた。オランダの2点目は FK から Kuyt 選手が前に出てきたキーパーをヘッディングで躱し、Sneijder 選手にパス、Sneijder 選手が空いたゴールにシュート。スロヴァキアはロスタイム最後にペナルティーで1点を返した。

このブラジル代表はあまり評価していないが、チリに快勝。ブラジルの先制点は CK から。34分、Juan 選手が頭で合わせてゴール。この時点まではどちらかというとチリが攻めていていい形の攻撃をしていた。3分後、カウンターからブラジルが2点目。後半になっての3点目は素晴らしかった。Ramires 選手がピッチを走り抜け、Robinho 選手にパス、Robinho 選手がシュートでゴール。チリも攻撃して、好機はあったものの、決定力に欠いた。

オランダはまだ本調子ではない。ストライカーの van Persie 選手もいまいち。しかし Robben 選手が復帰しているのは頼もしいはず。ブラジルはやはりブラジルで素晴らしい能力を持った選手もいるし、守備も良くなってきているが、まだ球を強く蹴っている感があるし、球を奪われたり失ったりすることが多かった。まだオランダらしくなくブラジルらしくないオランダとブラジルが準々決勝で対決することになる。準決勝の相手はガーナかウルグアイなので、順当であれば、この試合に勝つチームが決勝に進むだろう。