W杯2014年ブラジル大会

ワールド・カップ観戦日記 | 6 | 大会6日目

ベルギー対アルジェリア;ブラジル対メキシコ;ロシア対韓国

6日目の3試合について、短く感想を書いてみる。

ベルギー2:1アルジェリア

ヨーロッパの伝統的強豪国に数えられるベルギー、北アフリカの唯一の代表のアルジェリア。両チームともに若手選手を起用している。

アルジェリアは自陣の守備を固めて、ベルギーに与えず、機会を待つ作戦。そして機会は回ってきた。左からのクロスに走り込んだアルジェリア選手が妨害されたため、ペナルティー。きっちりと決めてアルジェリアがリード。ベルギーは守備に阻まれて、遠くからロング・シュートを放つようになった。これはアルジェリアの守備が堅牢だったせいだろう。それでも前半終了間際、ベルギーに好機が訪れた。

後半ではゴールを追うベルギーで、守りに入りカウンターを目論むアルジェリアという展開。ベルギーは後半の比較的早い時点で交代枠を使い、背の高くフィジカルなプレーが得意な Fellaini 選手を投入。左からのボールに Fellaini 選手がゴールを決めた。2点目も交代選手の Mertens 選手が、鮮やかなカウンター攻撃で決めた。ベルギーの戦術変更が見事に決まった。感得の采配が光り、選手たちも違うサッカーに切り替えることができたのは、大きな成果だろうか。アルジェリアの組織は良いし、スピードもあるが、決定力があるか、そこに問題があるのかもしれない。

ブラジル0:0メキシコ

0:0でも見応えの試合の典型とも言えるだろうか、ブラジルとメキシコ両チームとも攻めて、違う日であれば、ゴールがいくつも決まっていただろうか。特にブラジルは絶好の機会を数回得たが、いずれもメキシコGK Ochoa 選手の好セーブに阻まれた。一方メキシコは比較的遠い位置から、鋭いシュートを数本放った。

まだブラジルには相手チームの守備を突き崩すような俊敏な動き、あるいは力強いプレーがまだ見られないし、緩慢と言えばちょっと酷いだうが、キレがない。何よりも危なさそうなのは、中盤を十分に制することなく、左右守備選手が攻撃的であるため、いくら Thiago Silva 選手が優秀であるとしても、相手チームに空間を与えてしまう。初戦のクロアチアとの対戦でもそうであったし、16強の時点で、苦戦する可能性も高い。一方、メキシコは良いチームだし、組織力もあるが、絶対的な点取り屋が不足しているように見える。この大会では一試合に複数ゴールが決まることが多いので、好機を得点とすることができなければ、このグループから突破しても先は厳しいだろう。

ロシア1:1韓国

ゴールが決まっても、あまり面白くない試合というのがあり、このロシア対韓国は好例だろう。2018年ワールド・カップ開催国のロシアで、2008年には快進撃を見せたので、どのようなチームで、どのような試合となるか期待していたのだが、裏切られたような結果だった。ロシアGKの酷いミスで韓国が先制したが、ロシアが同点として、引き分け。