W杯2014年ブラジル大会

ワールド・カップ観戦日記 | 8 | 大会8日目

コロンビア対コート・ジボワール;ウルグアイ対イングランド;日本対ギリシャ

8日目の3試合について、短く感想を書いてみる。

コロンビア2:1コート・ジボワール

コロンビアは長短のパスを駆使して、攻め入るのがとても速いチーム。一方、コート・ジボワールの守備には危うかっしいところがあるが、攻撃力はある。前半は0:0.均衡が破れたのは、64分。コロンビアのCKに Rodríguez 選手が合わせた。70分には、中盤でボールを奪ったコロンビアが素早く前にパスを送り Quintero 選手がゴールを決めた。数分後、左から切り込んだ Gervinho 選手がコロンビア選手を数名躱し、素晴らしいゴールを決めて、1点を返した。この結果は試合全体をよく反映していると言って差し支えないだろう。

ウルグアイ2:1イングランド

初戦でそれぞれ負けたウルグアイとイングランドの対戦。どちらが負けたとしても敗退は、次の日のイタリアとコスタ・リカの結果による。試合の結果はゴールを、決めることができるストライカーの有無によって決まった。ウルグアイには Suárez 選手という世界屈指の点取り屋がいて、彼の2得点でイングランドに勝った。イングランドの Rooney 選手は1ゴールを決めたが、他のチャンスを得点にすることができなかった。違う日であれば Rooney 選手は点を決めていたかもしれないし、ウルグアイの Cavani 選手にも絶好の得点機があったので、サッカーとは紙一重の違いあるいは運で勝敗が決まってしまうところがあるだろうか。。

ウルグアイの1点目は、39分、左から Cavani 選手クロスに合わせるように Suárez 選手がゴール前に走り、頭で合わせた。次の得点は75分イングランド。右からの Johnson 選手のクロスに合わせて Rooney 選手が押し込みゴール。決勝点は85分、GKの長いボールが起点となり Suárez 選手が豪快に決めた。

日本0:0ギリシャ

支配運びが非常に遅く、絶対的な得点機に繋がるパスやクロスがほとんど出ず、10人になったギリシャから点を取れなかった日本。もちろんギリシャは堅守であり、10人になってから殻に閉じこもったし、そのようなチームから点を取るのは難しいが、あまりにも無為無策であり続けた。対戦相手が10人になったとしても引き分けという結果自体は試合としては悪くない。悪いのは、グループ・ステージ突破を自力で可能するには、勝たなければならない試合での内容だった。遠くからシュートを放ったりサイドに回したりと、ギリシャのゴール前の守備を撹乱して空間を作るような動きがあまりなかった。天候など試合環境を考えれば、チリのように常時全力疾走というのは酷である。別にいつも動き続ける必要はないが、連繋で僅かな空間をボックス内で作り出し、得点機を見出す、想像力というか試合勘による動きがあまり見られなかった。個々の動き、チームとしての動き、中盤中央から試合を組み立てる能力、全ての面において前年のコンフェデレーションズ・カップより後退したとしか思えない。