サイトを Google Cloud Storage に移行

年末年始はこのサイトを変更するのに最適なまとまった時間が取れたので、男子サッカーW杯後・クリスマス前の時期から新年にかけて、いろいろと変えてみた。いくつものことを並行してこなせる同時進行型というよりも、一つ一つ作業を完了してから次に取り掛かる順次遂行型の人間で、サイトの変更は手探り手探りで大体どこかで躓くので、没頭できる時間が必要だった。ページ下部のサイト内リンクをメニューのように表示することにして、デスクトップとスマートフォンでは異なっていた行間を統一した。スマートフォン用で行間を詰めていたのだが、最近の機種は画面がかなり大きく縦長になっていて、画面にできるだけ情報を詰め込む必要はもはやなくなってきたのではないかと思い、変えてみた。その分CSSも簡略で楽に。これらはサイト閲覧者に「見える」変更。

結構長い間、どうしようか⋯⋯と考えていたあるいは迷っていたことがあった。それはこのサイトを Google Cloud Storage に移行するか否か。格好つけた言い方をすれば「サーバーレス」にしようかどうか。このサイトは静的でほぼHTMLと画像・映像ファイルしかない。これまで Google Cloud Platform (GCP)Compute Engine で仮想マシンを借りて、OSと Apache をインストールしてサーバーとして使っていた。新しい記事や写真を載せたり変更するごとにファイルをサーバーにSFTPでアップロードしていた。仮想マシンを使ったバック・エンドというかサーバーの管理を見様見真似でできるようになったのは、知識やスキルの面で良かったが、割高なうえ近々動画数本を掲載しようかと思っていて、今後必要な容量が増えると更にコストがかかる。決して大金ではないが、費用が移行の決め手となった。サーバーレスでもサーバーがなくなる訳ではなく、サーバーを管理したり仮想マシンの容量や処理能力にやきもきせずに済むということ。もし今後サーバーを構築することになったとき、手順を覚えていれば良いのだが⋯⋯。

変わったのはバック・エンドでフロント・エンドは変わっていない。つまり閲覧者には「見えない」変更。サイトが素早く表示されるように GCPCloud DNS, Cloud Load Balancing, Cloud CDN を従来通り利用している。SSL・TLS証明書も Google が発行している。

サーバー管理の心配がなくなったが、サーバーを管理していたからこそできた細々としたことができなくなった、あるいはできるかもしれないが、やり方が分からなくなったり、時間的金銭的コストに見合わなくなった。最たるものはディレクトリーやページごとの30xリダイレクトとレスポンス・ヘッダーの設定。ここ数年は階層を変えてもURIは変えていないし、検索エンジンのクローラーも404・410のページを巡回することは少なくなってきた。ただ Pinterest にあるリンクのいくつかが今後404になってしまうが、あまり多くないのでそこは割り切るしかない。レスポンス・ヘッダーもいろいろと設定して悦に入っていたが、フロント・エンドの Cloud Load Balancing に一任することに。そしてセキュリティーは Cloud Armoredge security に頼り、よほどのことがない限り特定のユーザー・エージェントやIPアドレスや国・地域からのアクセスを遮断することはなくなる。

費用増加に直結する転送量だけは比較的頻繁に確認することになるが、これでサーバー管理を心配することなく、記事や写真や動画の作成に専念できる⋯⋯はず。