最近このサイトの「微調整」を行った。色の数を減らしたり変えたりした。一番大きな差は白の背景色をオフ・ホワイトにしたこと。16進トリプレットで言うと #ffffff を #f2f0f0 に変更した。
コンピューターやブラウザーの設定で背景色が白の「ライト・モード」と黒の「ダーク・モード」を選ぶことができる。対応しているサイトであれば、ライト・モードとダーク・モードそれぞれの配色が存在する。私はダーク・モードを選択していて、通常このサイトを自分で見るときは黒背景。今回変えたのはライト・モードの背景色。なぜ変えたか。自分勝手な理由で、真っ白の背景だと目が疲れるから。年齢的に老眼かもしれない。ライト・モードに切り替えてこのサイトを見ると、明るすぎて見づらい読みづらいと感じていた。
今は明暗どちらの背景色でもページの一番上にあるロゴ画像は同じだが、違う画像を使っていた時期があり、その時にこのサイトの統計でダーク・モード使用率はおよそ12%だった。現在増えているかどうか分からないし、12%が多いか少ないか捉え方は人それぞれかもしれないが、私は無視できない数字だと思う。大抵の場合、端末やブラウザーのデフォルト設定はライト・モードで、ダーク・モードはわざわざ選ぶ必要がある。自分がそうだからか、それだけの手間を掛ける閲覧者は、環境を細かいところまで決めたがる人が多いような気がする。
ダーク・モードはライト・モードに比べて目の疲労を軽減すると主張する人もいるらしいが、科学的根拠はない模様。個人的に目への負担は輝度とコントラストに左右されると思っている。変なもので、消費するコンテンツの内容によって、黒い背景色が良いこともあれば、白い背景色が良いこともある。画像や映像であれば断然ダーク・モードの方が良い。画像や映像に集中できる。例えば YouTube はダーク・モードに慣れてしまったので、ライト・モードだと気が散ってしまう。一方長文や電子書籍は白の背景色の方が読みやすい。黒の背景色は短い文章なら大丈夫だが、長いものになると読みづらく感じ、変な言い方になるかもしれないが、時々字が動くというか踊りだすような錯覚に陥る。私だけだろうか。長文は白の紙に黒の字で印刷されたものという先入観があるのかもしれない。ただ端末やディスプレイの輝度はかなり下げている。
ライト・モードの背景色を変えたが、見やすくなっただろうか、それとも見づらくなっただろうか。