北朝鮮領空を通過予定?

長時間のフライトの過ごし方は人それぞれ。困ったことに、私は時間の使い方が非常に下手。最初の食事が配膳されるまでは、新聞や機内誌を読んでいる。食事を食べ終え、片付けが終わったら、寝ようとする。しかし、子供の頃から、乗り物で寝ることがあまりできない。そのため、結局ほとんど眠れず、かといって何か有意義なことをするわけでもなく、だらだらと機内の時間を過ごしてしまう。モニターで映画を観る気もせず、大抵は飛行経路が表示される画面に設定する。いつ見てもまだまだ先は長く、軽い絶望感を味わうので、逆効果なのかもしれないが⋯⋯。

4月の一時帰国の際のロンドン・ヒースロー〜ヘルシンキ〜名古屋・中部〜札幌・新千歳という旅程の中で、一番長かったのが、結構古そうなエアバスA330型機が用いられたヘルシンキ〜名古屋のフィンランド航空AY079便。

ロシア・シベリア上空飛行時、これからのフライトの航路を見てみると、北朝鮮上空あるいは領空内を通るかのような地図が表示されている。あの盛んにミサイルを飛ばす国である。そんなことはないはず⋯⋯。ちなみに「成都」と「香港」が漢字で「ペキン」がカタカナというのも、考えてみるとおかしい。そしてエジプトの都市も「ルクソール」が一般的だと思う。

もちろん、北朝鮮上空を飛んだわけではなかった。推測に過ぎないが、実際の予定航路ではなく、現在地点から目的地までの最短航路を、地図に表示していただけなのではないだろうか。