街路樹の葉が落ちはじめた秋のアイルランド・ダブリン中心部、セント・スティーブンス・グリーンを2025年10月8日の夕方に散歩していたら、多くのヨーロッパセグロカモメがいた。多く並ぶ銅像の上にも大抵1羽止まっていて、睥睨するかのようにあたりを見回していた。ゴミ箱の上にも。なぜだろうか、理由は分からないが、大きな声で鳴いていた。嘴と目の鋭さも相まって、威圧感が備わっていた。少し近づいたところで全く動じなかったが、ゴミ箱の反対側に回ったところ、鳴くのをやめて、私にそう映っただけかもしれないが、表情も穏やかになっていた。
近くでベンチに座ってピザを頬張っていたカップルがいた。おこぼれを狙って⋯⋯いや、強奪を目論む多くのヨーロッパセグロカモメに囲まれていた。勇敢というべきか、無謀というべきか。ロンドンは直接海に面していないためか、一回り小さいカモメが多く、ダブリンのヨーロッパセグロカモメが大きく獰猛に見えた。