サッカー | Liverpool 対 Real Madrid

2009年3月10日

欧州CLのリヴァプール対レアル・マドリード戦をテレビで観ていて、やはり高レベルのサッカーの試合は観戦する価値があると再確認した。ある特定のクラブを熱血応援するわけではないが、英国のクラブのなかでは、「芸術的」サッカーで知られるアーセナルとリヴァプールを観るのが好きだ。それにしても、4−0で負けるとはレアル・マドリードらしからぬ試合⋯⋯なんといっても試合開始から最初のゴールが決まるまでのリヴァプールの猛攻は素晴らしかった。守護神こと Iker Casillas の活躍がなければ、もっと点が入ってもおかしくなかったから、レアル・マドリードにとっては悪夢だっただろう。

リヴァプール主将 Steven Gerrard の活躍があったものの、両チームをみるとどの国がサッカー強国かがわかる。両チームの監督、ゴールキーパーはスペイン人だし、要となる先発選手の多くがスペイン(Liverpool: Reina, Arbeloa, Alonso, Torres; Real Madrid: Casillas, Sergio Ramos, Raul)・オランダ(Liverpool: Babel, Kuyt; Real Madrid: Robben, Sneijder)・アルゼンチン(Liverpool: Mascherano; Real Madrid: Heinze, Gago, Higuain)出身。スペインやオランダやアルゼンチンの選手層がいかに厚いかを語っているように思える。それに比べると、イングランドは貧弱に見えてしまう。