グルーポンのビジネス・モデル

もうちょっと古い話になるが、スカスカおせちでより知られるようになったグルーポン。インターネットを閲覧していると、よくグルーポンの緑色の広告が表示される。一部では、かなり評価されて、もてはやされているが、本当に今後大きな企業に成長し持続できるだろうか。

システムとしては、店が客を寄せるために、格安のクーポンをグルーポンのウェブサイトを通して販売する。そしてクーポンが有効になるには、定められた最低販売数を達成することが必要。店としては、集客が確実で、数字を把握しやすく、サービスや品を提供する前に取引が成立しているので金銭面でも安心。しかし店の儲けはどうだろうか。例えば通常1万円のところを60%引きで4千円で売り、そのクーポンの額の4千円を店とグルーポンで折半する。この場合だと、普通1万円のものあるいはサービスを2千円で売っていることになる。他人事ながら大丈夫なのかと心配する。そしてグルーポンは儲かっているのだろうか。

どうであれ、グルーポンやグルーポンに似たサイトを利用するメリットは多いだろう。店としては広告を兼ねているし、新しい客層発掘にも繋がる。利用者は安く物品を買ったりサービスを受けたりすることができる。

業界で一歩リードしているグルーポンは、他社よりもっと速く多く登録店数とクーポンを利用する登録者数を増やす戦略だろうか。店としては競合サイトより多くの客を得ることができ、利用者にはより幅広い選択ができるようにして、先行逃げ切りの形にもっていく。消費者にクーポンと言えばグルーポンと刷り込ませる。

しかし、現在のビジネス・モデルが引き続いて成功するか疑問を抱く。まずグルーポンのようなサイトはある程度の会社なら設立できるはず。もし競争状態となれば、クーポンの手数料は現状の50%より下がるだろう。またある程度知られている会社なら、自社のサイトでクーポンを発行すればいい。

さて、数年後クーポン市場はどうなっているだろうか。