近くのスーパーで、いつものように見切りで安くなっているものはないか⋯⋯と探していたら、りんごが安くなっていた。
An apple a day keeps the doctor away.
英語の表現で「一日一個のりんごは医者を遠ざける」つまりは「一日一個のりんごで医者要らず」ということ。りんごにどれだけの効力があるのか知らないが、少なくとも不健康な食べ物ではないだろう。切って剥くのが面倒なので、皮ごと齧り付いている。
りんごは英国でもたくさん生産されているが、買ったのはニュージーランド産とチリ産。南半球からの輸入品。素人なので英国産のりんごをCA冷蔵庫で貯蔵すれば良いのにと思うし、わざわざ遠いところから輸入するのは果たして持続可能性の観点から適切なのかと疑問が湧く。CA冷蔵庫と輸入、それぞれの環境への負担はどれくらいなのだろう。このようなことを考え始めると、最終的には半径数十キロメートル内の地産地消、そして旬の食材のみで生活するべきだという結論に至ってしまう。考えるのが面倒なのと、好きなもの美味しいものを食べたいという欲望に負ける。
ニュージーランド産の Jazz という品種は瑞々しくシャキシャキしていて、いかにもりんごらしい味がした。ほのかな酸味もあるが、甘さが勝っていた。チリ産 EverCrisp はもっと味が深く複雑で甘さも数段階で楽しめた。食べていて飽きないりんご。何か偉そうに語ったが、私は自分の味覚に自信がない。
同じ日に2個も3個も食べて、医者要らずどころか、ものすごく元気になれば良いだのが⋯⋯。