人によって必要な睡眠時間は違うらしい。同じ人でも年齢や環境によって変わるらしい。らしいらしいというのは、聞きかじった内容を無責任に書いているから。私の場合、必要な睡眠時間は数年前まで多分8時間を超えていたが、今は8時間を切るようになった。つまり7時間台。ただ毎日同じ時間に寝て同じ時間に起きるというリズムではなく、時に8時間以上、時に7時間以下、平均して必要な睡眠時間を確保できるよう無意識に調整しているのだと思う。年を取って少し早寝早起きになったが、それでも長い方だろうか。ショート・スリーパーならぬロング・スリーパー。
他に「らしい」話として、睡眠不足は「負債」として蓄積されて、不足分はいつか寝て解消しなければならない。睡眠負債は単利なのか複利なのか、どちらだろう。睡眠負債は蓄積されるが、睡眠貯蓄はできない。3日後に早起きしないといけないから⋯⋯今夜早く寝て前もって数時間分貯めておく、ということはできない。
昼寝はしないし、分割睡眠もできない。夜に寝て、まとめて7〜8時間眠り、朝に起きたい。寝不足だったり疲れていて、日中に横になったとしても、大概眠れない。すぐにごろんとして昼寝ができる人が羨ましいかぎり。寝不足の場合は、次の夜に早めに寝て不足分を補う。最近は寝不足でも朝に目が覚めてしまうようになり、昼まで惰眠を貪ることができなくなった。起床時間を遅らせられないので、就寝時間を早めるしかない。現在の体力気力では2日連続の寝不足が限界。1日目からすでに疲れが抜けないが、3日以上続けて寝不足になると、自分でも驚くくらい集中力が失われて生産性が低下する。
乗り物でも基本的に眠らないというか眠れない。夜行列車だったり長距離のフライトだったら寝ようとするが、そう簡単に寝付けない。遠い昔の話になるが、日本に一時帰国した際、飛行機でほとんど眠れず、睡眠負債を解消すべく20時間ほど用も足さずに一気に死んだように眠りこけて、祖母を心配させたことがある。今の私は20時間寝続けることなんてできない。時差ボケも激しい。
何事も無理は禁物。睡眠時間を無理に短縮しようとは思わない。個人差があるので、自分に合った生活をするのが良いと考えている。そして1日あたりの睡眠を30分または3時間にして、起きている時間が23時間30分または21時間になったところで、私は有意義に使えずにただ時間を持て余すだけだろう。