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鹿モモ肉のステーキ

【2026年5月1日】英国ロンドンのスーパーで安くなっていた鹿モモ肉のステーキとじゃがいもに野菜炒めを合わせて夕飯に食べた。

文中の円換算レートは2026年5月1日当時の£1=¥213.57。1円単位に四捨五入。

おじさんの中には、自分が食べるものを写真に収めて他人に送りつける者がいるらしい。さすがに迷惑な行為に当たる。自身のSNSに載せることも多々あるそうだが、閲覧を強要していなければ、それほど迷惑でもないような。私もおじさんなので、なぜか食べ物の写真を撮りたくなってしまう。ただSNSを利用していないので、載せるのはこのサイト。なぜ食べ物の写真を撮ってアップロードするのだろう⋯⋯と考えたところ、世の中のおじさん全員がそうだとは思わないが、私の場合、日々の楽しみが食べることくらい、写真を撮らないと何を食べたのかすぐに忘れてしまうから、そして他にアップロードするものがないから。はて、昨日の昼食に何を食べたか⋯⋯覚えていない日が多い。食べ物関連の記事は今後ともこのサイトで多くなるだろう。

毎日ではないが、週に数回は近くのスーパーを何軒かはしごして、賞味期限や消費期限が迫って見切りで安くなっているものを買っている。安くなっているものが美味いのだ。時々大きな相対的な割引幅に惹かれて高い食材を買ってしまうことがあるが、食費を抑えたいときはできるだけ絶対額で買うか決める。数年前は肉や魚などの主菜になる食材一食あたり£3(¥641)以下に収まるかどうかで決めていたのだが、昨今のインフレーションで£4(¥854)以下に予算を引き上げた。

2026年5月1日、英国のスーパー業界では高級な部類に属す Waitrose の見切り品コーナーを覗いたら、鹿モモ肉のステーキ135グラム£5.30(¥1132)が£3.18(¥679)になっていた。割引率はそれほどでもないが、£3台前半なら良いか⋯⋯と思って買った。鹿肉を置いているなんて、さすがは英国の高級スーパーと言いたいところだが、大きな店舗であればもうちょっと庶民的なスーパーでも販売されている。

牛ステーキの焼き加減はフランス語で言う saignant が好みなのだが、鹿肉なので一応火を通さなければ⋯⋯と à point を目指して、グリルパンで数分焼いた後オーブンに。なかなか良くできたと自画自賛。他のスーパーではじゃがいもが安くなっていたので買って、ロースト・ポテトを作ったのだが、こちらはちょっと失敗。玉ねぎといんげん豆を炒めて、洗い物が面倒になるので全てを一皿に。自分で食べるだけなので、盛り付けはどうしても雑に。肉そのものを味わいたいので、味付けは塩胡椒。

個体差なのか処理工程なのか、鹿肉は時々獣味・野性味が強いのだが、このモモ肉は旨味が詰まっていてかつ繊細だった。