英語ノート

ポテト | chips, fries, crisps

 | 写真は2014年1月2日掲載

じゃがいもはいろいろな方法で調理される。例えばポテト・チップスやフライド・ポテト。区別すれば、ポテト・チップスは円形の薄切りのじゃがいもを揚げたもの、そしてフライド・ポテトはファスト・フードの付け合せによく出てくる柵状の揚げ物。

米語(米国英語)ではポテト・チップスは potato chips と同じで、フライド・ポテトは French fries あるいは単に fries と呼ばれている。一方、英語(英国英語)では、ポテト・チップスは crisps と呼ばれている。難しいのは、フライド・ポテト。フィッシュ・アンド・チップスとあるように、英国では「チップス」が付け合せとしてよく出るが、細長い柵状のサクサクとしたものではなく、「小片」や「切れ端」という意味にも通じる感じで、ちょっと太め短めでホクホクとしたもの。これに塩と酢をかけて食べる人が多い。この場合は必ず chips と呼ばれるが、マクドナルドなどのフライド・ポテトは、英国人の知人友人に聞くと、世代や地域にもよるかもしれないが、米語のように fries と呼んで、英国の chips と区別していることが多い。

そのため、英国で覚えておくことは、ポテト・チップスは crisps であり、フライド・ポテトが fries か chips は、いい加減かもしれないが、メニューの表示に従うということだろうか。例えば英国のマクドナルドではフライド・ポテトは fries と表示されているので fries を注文すれば良いし、フィッシュ・アンド・チップスやパブでは chips とメニューに掲載されているだろうから chips を注文すれば良い。