ニュージーランド産のリンゴ

近くのスーパー Marks & Spencer で先日買ったリンゴ。1袋4個で70ペンス。つまり1個で17.5ペンス。現在のレートで1ポンド約138円なので、17.5ペンスは24円を少し超える程度。安い。他のリンゴはもっと高い。

Jazz という商標にもなっている品種で、南半球のニュージーランド産。シャキシャキしていて、ほのかに甘く、酸味とよく調和されている。おやつやデザートとして食べている。

どうしてこのように安くなるのか、却って不安にもなる。客を呼び入れるために、赤字覚悟の特価での販売なのだろうか。地球の反対側からなので、輸送費もかかるはずなのに。

また、これだけ安くあるべきなのか、考えさせられる。一消費者として安くて美味い食料品はありがたいが、長距離の輸送ということは温室効果ガスの排出量も相当な量になるはず。買うべきか、買わざるべきか、このような場合少々迷ってしまう。特に英国でも生産されるような食べ物だと。

それでも買ったのは、一人が買う買わないでそう変わるものかという適当な理由付けで、私の環境意識の低さの表れとちょっと悩んだだけの偽善だろうか⋯⋯。