英語ノート

Satsuma

英国のスーパーで買った温州ミカン

日本語で「さつま」といえば、現在の鹿児島県西部の「薩摩国」のことだし、食べ物だったら「サツマイモ」や「薩摩揚げ」を連想するのではないだろうか。辞書によれば、「薩摩絣」の略ともある。一方英語で satsuma というと、一般的に「温州ミカン」のこと。骨董品の世界であれば「薩摩焼」を意味する。

英国のどのスーパーに行っても、大抵一年中みかんの satsuma が売られている。決して冬の果物という感覚ではない。近くの大手スーパー Tesco で、1袋10ヶで£1(執筆時の為替レートで約158円)だったので買ってきた。

英国のスーパーで買った温州ミカン

品種は Owari なので、尾張系温州ミカンということだろう。原産国は南米・ウルグアイ。「遠い所から来たものだな」と妙に感心してしまった。ちなみに農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)のウェブページ www.naro.affrc.go.jp/fruit/kih/area/citrus_unshiu/index.html によると、平成25(2013)年の日本におけるミカンの品種別栽培面積で尾張系温州ミカンが占める割合は2%とかなり小さい。