期待されること、行いたいこと、実際にできること

2026年2月8日、英国時間の午後、日本時間では真夜中に近づいている時間帯、出口調査などによれば、今回の衆議院選挙は自由民主党の大勝。ここ数年、このサイトにて政治についての記事をあまり書いていないし、日本にしても英国にしても以前は興味を持っていたのに、どんどん無関心になってきて、まとまった分析ができるわけがない。定期的に興味を持った方が良いと思い立って、主に新聞記事を読むのだが、追うとどうしても疲れてしまうし、追ったところで「何かが変わるものではない」と投げやりになるという繰り返し。

大勝した高市首相は、今後期待されるだろう。しかし政治的に期待されること、行いたいこと、実際にできることは違う。グローバル化が進み、国際競争力が低下し、相対的に国力が落ちている現在、日本の政治にできることは数十年前と比べて限られているような気がする。思い違いだろうか。現実的な枠組みの中で、どれだけ大胆で効果的な政策を打ち出せるか、これから高市首相の手腕が問われる。

多くの国で、政治に期待されることと、政治が実際にできることの間に、大きな差が生じている。政治家が選挙で約束したことを守れず、有権者の期待に応えられず、結果として有権者の一部が強い不満を抱き、ポピュリズムや排外主義などに流れている。また行いたいことが実際にはできないこともある。英国だと2022年の「トラス・ショック」が記憶に新しい。

一般論として、どこの国でも、右だろうが左だろうが、極端でなければ、政治に成功してほしいもの。様々な定義があるだろうが、成功とは、人々の生活が豊かになり、幸せで充実した人生が送れることだと思っている。