中国に対する抗議集会(ブリュッセルにて)

2009年7月10日

ブリュッセルの Schuman 地下鉄駅に行ったら、欧州連合理事会(Justus Lipsius)前で、チベットの雪山獅子旗と水色に近い青地に白の三日月と五芒星の東トルキスタンの旗が風に靡いていた。

数十人規模の抗議のようで、中国政府や当局による人権抑圧を糾弾する内容のプラカードも多くあった。チベットと東トルキスタンの人々は、お互いに立場が似ていると認識しているのだろう。

これから自治拡大や独立を含めた少数民族の人権や文化・風習などの尊重を求める動きは、中国政府側の譲歩がなければ収まらない。そして中国国外の視線も厳しくなるはず。中国において、基本的な人権が尊重される日が近いことを願ってやまない。