ドイツ総選挙 | Überhangmandate; Wahl-O-Mat

2009年9月27日

今日9月27日はドイツ連邦議会選挙の投票日で、現地時間の夜には大勢が判明する。キリスト教民主同盟・キリスト教社会同盟(党の色は黒)が第一党になる模様だが、自由民主党(黄色)との連立で過半数を確保できるか微妙な状態だ。そのため、結果によっては、黒の同盟は赤の社会民主党と再び大連立を組むか、それとも自由民主党と緑の党で、黒・黄・緑のジャマイカの国旗の色の組み合わせで「ジャマイカ連立」を組むかの選択となる。なお、社会民主党・自由民主党・緑の党で赤・黄・緑の「信号連立」は過半数に届かないよう。そして蚊帳の外の左翼党(赤あるいは紫)も10%以上の得票が有力。

ドイツ連邦議会の299議席が小選挙区(Direktmandat)、299議席が比例代表(Wahlliste, Parteiliste)で選ばれる。そして「超過議席」と訳される Überhangmandate が数議席発生する。小選挙区で選出された議員は連邦議会の議席を得るが、党の議席配分は比例代表の得票率によるため、比例代表区(州)で、ある政党が小選挙区で比例得票率からみて多すぎる議席を得る場合がある。例えば比例代表区で20議席分の得票率で22小選挙区で勝利した場合、2議席が Überhangmandate となり、この2議席に拘らず他党には得票率に合わせた分の議席が配分される。つまり連邦議会での総議席数が増えることになるし、超過議席が発生した比例代表区からの議員が他に比べ多くなる。

このように有権者は小選挙区・比例区と2票を投じる。「年金者党」など小政党も数多く存在するので、有権者はどの政党を支持するか悩むところがある。そんな場合、重要な争点について、同意・不同意・意見なしの三択で38問答えると、どの政党の主張と一番重なるところがあるかを示してくれるのが Wahl-O-Mat だ。試したところ、私は緑の党と通ずるものがあるらしい。