4等客室

2010年3月18日

飛行機のクラスが最近細分化されてきている。これまで多くの飛行機会社は2クラス制(ファーストあるいはビジネス・クラスとエコノミー)か3クラス制(ファースト/ビジネス/エコノミー)だったが、ビジネスとエコノミーの間に新しいクラス(プレミアム・エコノミー)が設置されていて、3クラス制から4クラス制に移行している航空会社が数社。つまりエコノミー客は4等客となる。まるで19世紀の鉄道か船のような話。

クラス別に違うサービスを提供したりすると、人件費や経費も嵩むと思うのだが、やはり儲かるから導入したのだろう。4等客室の航空運賃は下落し続けているので、エコノミーの旅行客でいくら満席になっても、ビジネス客がいなければ、あまり利益が上がらないのだろうか。ウェブなどで一刻一刻値段が上下するようになってきているせいで、個人旅行客もだんだん運賃に敏感に反応するようになってきているのも理由の一つ。経費をできるだけ削減したい会社も、今は豪勢に正規ビジネス運賃を払う程懐は暖かくないが、長距離で4等に乗ったら仕事にもならない、ということで3等『プレミアム・エコノミー』を商用に使用するようになったのだろう。またこれまでの2等客室の『ビジネス・クラス』が大分よくなってきていることもある。つまり一昔前の『ファースト・クラス』以上の空間・食事・サービスが提供される。

これからも乗り心地と価格、どちらかを重視するか、客も分かれてくるだろうから、一層運賃やサービスの細分化が進むかもしれない。安くて快適な飛行機であれば一番いいのだが⋯⋯。