#40

夜型から朝型に

中年になって夜ふかしが辛くなってきた。深夜よりも早朝に稼働する方が楽。

おじさんになってできなくなってきたことの一つに「夜ふかし」が挙げられる。学生の頃から30代半ばまで、私は基本的に夜型の人間だった。真夜中を過ぎてから、小論文を書き始めたり、作業や仕事を開始していたことが頻繁にあった。実際にそうだったのかは分からないが、深夜の静かな時間帯が一番集中できると信じ込んでいた。今はそんなことはできない。真夜中どころか午後11時を過ぎると非常に眠くなって、考えるなどという面倒くさいことはできない。同世代の大学時代からの友人に、このことを話したら「全く同じだ」という答えが。お互い年を取ったと苦笑い。

世の中便利になったもので、世界各所からリモートでオンライン会議に参加できるようになったが、時差という厄介なものが存在する。参加者が2箇所にいるのであれば、ちょうど良い時間帯を見つけることができるだろうが、3箇所以上になると大変。誰かが割を食う。

数週間前、午前1時開始の45分間のオンライン会議に参加したが、眠いし頭は回らないしで、内容に付いていくのに精一杯で、意義ある貢献ができたかは甚だ疑わしかった。若かりし頃、脳にスイッチのようなものがあって、オンライン会議終了後すぐにそのスイッチを切って眠れただろうが、今は一度活性化された脳を落ち着かせるのに時間がかかる。クール・ダウンの時間が必要。最後にベッドの横に置いてある時計を確認したら、午前3時だった。そして朝から予定があったので、数時間後に起きて、一日中疲労が溜まっている感覚がつきまとった。

そして最近、午前5時45分開始のプレゼンテーションをリモートで観た。夜ふかしはできなくなったが、早起きはできるようになった。やはり年を取ると自然と早寝早起きになるのだろうか。スマートフォンの目覚ましアラームを午前5時15分にセットしたところ、4時45分には目が覚めてしまった。幸い寝起きは良く、脳のウォーミング・アップはコーヒーを一杯引っ掛ければ準備万端なタイプなので、1時間を結局持て余してしまった。また終わったあとも通常通りの一日の過ごし方で、全く疲れはなかった。

自分の感覚として、真夜中開始よりも午前4時開始の方がよっぽど楽。おじさんおばさんの朝は早い。そしておじいさんおばあさんの朝はもっと早い。